北海道置戸常呂川上流  球顆状凝灰岩

 

 常呂川の上流には、昔,辰砂を掘り出した鉱山がありましたが、紅の沢と言う所が辰砂を求める鉱物マニアには有名です。紅の沢は、沢と呼ぶにはとても小さな沢です。この沢を案内人なしでたどり着ける方は、ほとんどいないでしょう。私は、地図を解読するのがわりと得意なので、何枚かの地図を解読して国土地理院の地図にポイントを落とし込み、10mと違わずにたどり着き、喜んだものでした。止めた車の目の前の沢が、まさに紅の沢でした。

 ここを訪れた当時はまだ岩石を見ても何が何だか、われら一同、誰もがチンプンカンプンの状態でした。常呂川より幾つか持ち帰った岩石の中には,辰砂もまじっていました。この一帯は、火山活動が激しかったようで、ここで紹介する凝灰岩も、かなり高温の影響を受けたようですね。緑、豊かな常呂川上流の河原に、真っ白なぼこぼこした石は、気持ち悪く感じた仲間もいました。